これからシュガーリングを受けてみたい!というお客様が、きちんと学び、想いをもって鍛錬を積むシュガーリスト達を選んで頂くことで、シュガーリスト達のモチベーションもさらに向上していきます。

こちらのページで、SAJ認定シュガーリストについて少しでも知っていただけることを願っています。

 

なぜ、シュガーリストを認定しているの?

SAJ日本シュガーリング協会では「お肌に負担をかけないための、正確な技法が身に付いているか」という観点で、1年に2回シュガーリストの認定を行ってきました。

なぜ認定の活動を行っているかというと、ブラジリアンワックスが日本で普及する道筋を初期から見てきたSAJ創始者が、脱毛業界の在り方に疑問を感じたからです。

日本では2010年頃よりブラジリアンワックスの分野は急成長し、サロンのみでなくスクールも急増しました。

お客様の大切なデリケートゾーンをお預かりする責任重大な分野であるにも関わらず、少ない座学と数時間の実技レッスンを終了すれば認定講師になれる講師ビジネスが横行し、驚くほど短期間に普及したことを覚えています。当時は、粘着性が高いワックスでデリケートゾーンの粘膜を剥がしてしまうようなやり方が広まり、サロンワークの現場でも、実際たくさんの皮膚トラブル・被害のお声を耳にするようになってしまいました。

塗って剥がせば毛は抜ける。しかし、ヘアのみ除去するのではなく真皮まで剥離し出血させてしまうような技術者まで現れ、さらに講師を務めているような有様でした。

正しい知識がなく、たくさんの施術経験を積んでいない施術者が講師として広めれば、未熟なサービス提供者が急増してしまうのも仕方のないことでした。

SAJ創始者水本がブラジリアンワックスビジネスの裏側を見てきた経験より、シュガーリングも同じような道を辿ることを予測し、確信していました。そこで、シュガーリングが安全で素晴らしいものとして伝わっていくために、きちんと基準を築いていこうと心に誓いSAJ日本シュガーリング協会を立ち上げました。

シュガーリングとは、シュガーペーストの適切な管理・調整、そしてやり方の条件が揃ってはじめて、表皮は剥がさずに毛だけを除去できる優しい脱毛になり得ます。

大変難易度が高く、感覚的な手法であり、あるレベルに達するまでには数年はかかる技法です。

職人技が1日で身に付くことがないように、シュガーリングも身体で表現できるようになるまでには相当な努力が必要です。

だからこそ、気付きを得る機会として認定試験や勉強会を開催し、自己流シュガーリングを改善するための活動を行っています。

 

日本シュガーリング協会

 

どのように認定されるの?

シュガーリングには、手で行うハンドテクニックと、スパチュラや紙を使って行うストリップテクニックの2通りの技術があります。

2通りの技術を正確にマスターし、以下のシュガーリングが習得できているかチェックを行います。

  1. 皮膚への負担を少なく、かつ綺麗に脱毛がなされている。
  2. 塗布時にヘアを引っ張らず、痛みを最小限に抑えるシュガーリングとなっている。

認定試験までに、200人練習すると決めて臨んだ方、勉強会に参加し改善点を見つけた方、1度目は不合格でもまた挑戦された方、皆さん頑張ってチャレンジしています。

 

日本シュガーリング協会シュガーリング検定

 

検定は、シュガーリング講習で指導を担当した講師のみでなく、サロンの現場でたくさんの経験を積んできた先輩シュガーリスト達が、感覚的な手法をチェックしています。

一人の視点ではなく、他のシュガーリストの視点も交えて結果を出している所も、当協会の特徴です。

2019年までの合格率は、受験者数の内40%未満となっています。

厳しい試験となりますが、正しいシュガーリングを一般消費者の皆さまへお伝えできるシュガーリストの目印を築いていくことを目標に審査をしています。

 

日本シュガーリング協会シュガーリング 検定2019秋

 

認定シュガーリストって?

シュガーリングは、間違った手法を行ってしまうと、皮膚損傷・内出血・切れ毛・痛みや皮膚の赤みが増してしまう、ということが起こり得ます。

正しいシュガーリングと、間違ったシュガーリングは、同じナチュラルなシュガーペーストを用いても、全くの別物になってしまうのです。

認定シュガーリストは、「正しいシュガーリングの手法を理解し、表現できている」という意味を持っています。

WEBSITEでのSAJ認定シュガーリストマークや、サロンユニフォームに付けるバッヂが目印です。

認定シュガーリストは、SAJ SUGARIST のページでご紹介しております。

 

SAJシュガーリスト認定マーク

 

 

 

日本シュガーリング協会