シュガーリングに出会ったときの感動から始まって、シュガーリングは知れば知るほどに奥が深く、終わりのない職人仕事だと実感しています。

シュガーリングについて、「自然素材100%ならお肌に優しそう」と言われます。

しかし、キャラメルを想像すると分かりやすいように、シュガーというものは柔らかければ密着度が増し、お肌にべたっとくっつかせてしまえば優しいシュガーリングではなくなってしまいます。

反面、ペーストは体温で柔らかくなるほどに毛穴の入り口にはよく馴染み、細いヘアは抜けやすくなります。

プロのシュガーリストは、感覚と手の動きにより「馴染んでいるのにくっつかない、そして短いヘアを美しく仕上げるシュガーリング」を実現させなければいけません。

シュガーリングを始めた当初、出来ていたつもりでもお肌が赤くなったり、イングロウンヘアが増えてしまったり。

今から考えると水溶性でナチュラルだからといって、お肌に優しいシュガーリングではなかった。

間違ったシュガーリングだったのだ、と分かります。

そんな失敗を経てひたすら学び、本当に自信がついた時、「これからシュガーリングを始めたい人たちへ正しいシュガーリングとは何か」を伝えなければ。

「お肌に優しいシュガーリングであるための技術のスタンダードが必要だ」と感じたことが協会設立に至った成り行きです。

そのために、多くのブラジリアンワックスや美容商材のスクールがそうであるように、受講したら誰でも認定証を受け取れる仕組みではなく、基準をクリアした技術者だけが受け取ることが出来る「認定のマーク」を先輩シュガーリスト達皆で新しい仲間に発行する仕組みへと至りました。

さらに私たちは、技術的なことと同じくらいシュガーリングについてのマーケティングを大切にし、シュガーリストとしての感性や、マインドセットを一緒に磨いていきたいと考えています。

「なぜ、シュガーリングを提供するの?」

おそらく当協会に来てくださる方は、「ビジネス」または「流行」「お肌のため」だけが理由ではないはずです。

一人一人のシュガーリストの想いが、それぞれのシュガーリングサロンに個性的な意味を与えてくれるのです。

「顧客はなぜ、あなたのシュガーリングサロンを選ぶの?」

そこには他にはない、シュガーリストの内面から現れる説得力があるからではないでしょうか。

日本シュガーリング協会のシュガーリスト一人一人が、これらへ本当の答えを見出し、シュガーリングライフがより充実したものとなるよう応援しています。

そして有意義な脱毛のカルチャー、新しいシュガーリングの世界を、皆で築いていけることを目指し活動を続け、より良い協会となるよう成長してまいりたいと思います。

一般社団法人日本シュガーリング協会  創始者

水本沙紀

 

日本シュガーリング協会
シュガーリング勉強会でのディスカッション