2018年春の勉強会のご報告

日本シュガーリング協会では、5月28日に2回目となる認定シュガーリストの勉強会を開催しました。

 

2016年に協会が設立されてから、最初は受講生が1名もいなかった時を経て、2017年は2名、今回は5名の認定シュガーリストが参加をし、少しずつシュガーリングの仲間が増えていることを嬉しく思いました。

 

今回は、脱毛業界でいくつかの「協会」が存在する中で、当協会はなぜ協会という在り方をとっているの?どんな思いを理念に掲げているの?ということについて会員たちに再認識をしていただきました。

 

今日ではスクールを「事業」として進める協会、そして受講者は修了後にはなんとなく協会に会員登録する、という流れが多く見られるのではないでしょうか。
日本シュガーリング 協会では、スクール=事業ではなく「正しいシュガーリングの啓蒙活動」と考えています。
そして、ハンドクラフトであるシュガーリングの研究を会員たちと共に継続する、技能の向上を目指し続ける、という目的を掲げています。
会員皆でこのような思い・目的意識を共有することできっと、今後の日本でもシュガーリングの素晴らしさが広がっていって欲しいなという希望を持っています。

 

初めての試みとして、すでにシュガーリングの技能が身に付いてきた先輩シュガーリスト達に、3名の新しい仲間を認定するための審査員になっていただきました。

 

当協会では2018年以降から、講習会最終日に認定を受けられるのではなく、数ヶ月のトレーニング期間を経て技能の認定を行う仕組みに変わっています。→ 実技認定試験

 

その他のブラジリアンワックススクールでは、講習最終日にディプロマを受け取るのが通常です。
講師のみの判断で、ある程度誰でも受け取ることができるスクールがほとんどです。
ところが、シュガーリングでは一人前になるまでには一定の鍛錬が必要であるため、厳しいようですが当協会では年2回開催される実技認定に挑戦していただきます。
また、認定の判断も、講師一人のみではなくシュガーリストの仲間達が採点を行い審査を担当します。

 

この試みは、講師一人の視点に偏ることなく、シュガーリスト達にとっても審査を通して再度学ぶことができる貴重な体験となります。
受講生にとっては、審査を担当したシュガーリスト一人一人の異なるアドバイスを受け取ることができ皆にとっての学びの場となります。

 

今回はその試みの第一歩として、沢山の反省点と改善案を見出しました。
今後はそれらをしっかりと改善し、シュガーリスト皆が技術を大切にするより良い協会へと成長させていきたいと思います。

 

 

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